DA PUMPがジャニーズの圧力に潰されたというのは本当か

DA PUMPのISSAの画像

DA PUMPといえば、人気絶頂期はかなりCDも売れていたので、ジャニーズの圧力で潰された、と考える人が多いとはいえ、ヴィジョンファクトリーの男性ダンスユニットの中ではかなり成功しているグループといえると思います。
実際、CDが売れまくりの時代だったころにDA PUMPはジャニーズ以外のダンスアンドボーカルユニットの中で最も成功したと言われています。

ただ、DA PUMPが他のグループと比べてそこまで成功できたのは、正直運がよかった面も大きいと思っています。

それはゴールデンの音楽番組のほとんどをジャニーズによって出演できないようにされていたとはいえ、「HEY!HEY!HEY!」だけはずっと出演できていたからです。
最終的には「HEY!HEY!HEY!」も出れなくなってCD売上げが落ちてしまうわけですが、そもそもの始まりは、DA PUMPがゴールデンの歌番組ミュージックステーションに1997年デビュー曲の「FEELIN’GOOD-IT’S PARADISE-」でデビューした時に出演した時です。
ちなみに、「FEELIN’GOOD-IT’S PARADISE-」は1990年代前半に活躍していたm.c.A.Tのカバー曲でその後もm.c.A.TがDA PUMPをプロデュースして曲を作ってくれます。
このときのDA PUMPは全員10代で、踊りながら歌うスタイルはかなりジャニーズぽかったといえます。

ただ、口パクではないし、歌もダンスもかなりレベルが高く、ジャニーズとしては脅威に感じ、すぐ排除したかったのでしょう。
その後のDA PUMPとの共演をNGとし、ミュージックステーションにも出演させるな、という話があったようです。(ミュージックステーションはジャニーズがレギュラーなため)


ただ、ミュージックステーション側は、まだジャニーズの恐さがわかっていなかったのか、2曲目の「Love Is The Final Liberty」でもDA PUMPはミュージックステーションに出演しています。
このときはKENが体調不良のため出演していないのですが、DA PUMPのパフォーマンスの高さが評価され、1曲目が19万枚、2曲目は24万枚という新人アーティストとしては異例の売上げ枚数となっています。
ただ、このDA PUMPが2曲目で出演した時、レギュラーのはずのジャニーズタレントは出演していません。
その背景にはおおむねこんなやりとりがあったようす。
「今後DA PUMPを出演させたらウチのタレントは出さないぞ」と脅されたうえ、その時のMステのプロデューサーはクビにされたとか。

一見、やりすぎのようにも思えますが、このことがジャニーズにとっては功を奏し、その後もDA PUMPに限らずジャニーズの出演する番組にはジャニーズの気に入らないタレントを出演させない(番組側としては恐くて出演させられない)という構図が出来上がりました。

その当時、ゴールデンの歌番組では確か「Mステ」「ポップジャム」「うたばん」「HEY!HEY!HEY!」があったのですが、この時点でDA PUMPは「Mステ」「うたばん(SMAPの中居正広が司会)」は出演できなくなりました。
当然、「ポップジャム」「HEY!HEY!HEY!」には出演していたのですが、「ポップジャム」も司会がKinKi Kidsの堂本光一にかわってからは出演できなくなりました。
ただ、ポップジャムは堂本光一が休んだ時に「CORAZON」で一度出演しています。
このことからも絶対共演しない、という強い意思が感じられます・・・。

そして「HEY!HEY!HEY!」ですが、これだけは長期間出演ができています。
それは「HEY!HEY!HEY!」だけはジャニーズが出演していなかったからです。
私は当時、ダウンタウンとジャニーズの仲が悪いのだと思っていたのですが、どうやら「HEY!HEY!HEY!」のプロデューサーとジャニーズの仲が悪いからだったそうで、そのプロデューサーがやめてからはジャニーズが出演するようになり、DA PUMPはまたもや追い出されてしまいます。


ただ、「HEY!HEY!HEY!」だけとはいえ、ゴールデンの歌番組の影響力は強く、DA PUMPは売れ続けましたし、弟分として売り出された「w-inds」も同じくデビュー当時は「HEY!HEY!HEY!」に出演できていたので結構売れていました。
そのため、この「HEY!HEY!HEY!」に出れていた期間は他にも結構ヴィジョンファクトリーは同じような男性ダンスアンドボーカルユニットを輩出しているのです。
ただ、「HEY!HEY!HEY!」に出れなくなった時点でゴールデンの歌番組はいっさい出れなくなってしまったので、熱狂的なファン以外はDA PUMPはその後、活動していなかったようにすら思っている人も多いと思います。
実際にはNHKやBSなどジャニーズの出ない歌番組には出ているのですが、やはり世間的な知名度はどんどん下がっていきました。
実際にはCDを出し続けていたにもかかわらず、です。
2016年現在においては当時あれだけ売れていたグループだったにも関わらず、若い人たちはDA PUMPの存在すら知らない人が多いというほどです。

この実情を考えると、やはりDA PUMPはジャニーズの圧力によって潰された、と言えるのではないでしょうか。

歌番組に出れなくなり、CDが売れなくなってからはセルフプロデュースに切り替え、「曲の質が下がった」、「ISSA、SINOBU、YUKINARIの不祥事」、「ISSAのケガによる活動休止」など他にも売れなくなる、テレビ出演できなくなる要素はあるのですが、そもそも「HEY!HEY!HEY!」に出れなくなった時点でほとんどCDは売れなくなっていたので、ジャニーズの要素のほうが大きいのではないかと思います。

どちらにしろずっと売れ続けるアーティストというのは稀ですが、DA PUMPに関してはセルフプロデュースにした時点でまだ20代前半でしたし、なによりISSAの歌唱力は30歳くらいまで上がり続けていて歌唱力だけ見てもトップレベルではないかと言えるほどなので、テレビ出演さえできていれば、再ブレイクの可能性もあったんではないかと思っています。


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