ホームヘルパーとは何か、 在宅での仕事内容など

高齢者のイラスト

ホームヘルパーとは何か

誰でも歳をとると若いころにできたような事が少しずつできなくなっていきます。
その自力できない部分をサポートするのがホームヘルパーです。
もちろん、自分でできる部分は自分でやってもらうので、すべての手伝う仕事ではありません。
ホームヘルパーはできない部分だけをサポートするのです。

ホームヘルパーと家政婦、お手伝いさんの違いがわからない、という人がいますが、家政婦やお手伝いさんという職業は本人ができる、できないにかかわらず、依頼されたことはすべてサポートします。
そこがホームヘルパーともっとも違う点です。

また、「本人が自力で出来ない部分」をサポートするのがホームヘルパーですから、「何ができて、何ができないか」をきちんと見極める目ももたなくてはなりません。
これが、ホームヘルパーにとって大切なプロの技能といえます。


ホームヘルパーの仕事と重要性

総務省の調査によれば、2003年の日本の高齢者人口は2431万人で、男女ともに初めて1000万人を突破しました。
総人口に占める割合は約10%にのぼってます。
このまま少子高齢化が一段と進んでいくと、さらに高齢者の割合は増えていきますし、実際そうなっています。

もちろん、以前に比べて元気な高齢者は増えています。
若い人よりもアクティブに生きている高齢者も目立つようになりました。

しかし、いくら元気とはいえ、年をとれば体力や運動能力の低下は避けられません。
ちょっとしたはずみで転倒して骨折、そのまま介護が必要な状態になってしまうケースがあります。
高齢化率が高くなるということは、それだけ要介護になる可能性が高い人が増えるということです。

いざ介護が必要になったとき、ちょっと前までは息子や娘、配偶者など、家族がおもな担い手となっていました。
しかし、少子高齢化がますます進むなかでは、家族のマンパワーだけに頼るわけにはいかなくなってきています。
そこで社会全体で高齢者の介護を支えようという考え方から、プロの介護者に介護を任せる風潮が高まってきました。
2000年には、プロの介護者を使う費用を給付する介護保険制度がスタートしました。


プロの介護者にはさまざまな職種がありますが、そのなかでもっとも数が多く、身近な存在として期待されているのが、ホームヘルパーなのです。

ホームヘルパーを必要としているのは、高齢の要介護者だけではありません。
若い人たちのなかにも、心や身体にさまざまな障害をもっている人がいます。

たとえどのような障害をもっていても、それを乗り越えてその人らしい生活をしたり、社会参加をかなえていくことは、みんなの共通の願いであると同時に、人として当然の権利でもあります。
その権利をまっとうにするための支援者として、ホームヘルパーが果たす役割はとても大きいのです。

たとえば、障害をもった人が社会参加を果たすためには、外出という好意は欠かすことができません。
最近は、公共の交通機関や施設などで、障害をもった人でも使いやすい工夫がなされるようになってきましたが、まだまだ完璧とはいえません。
そんなとき、外出時の介助を専門に行うガイドヘルパーという職種が大きな役割を果たしています。
これもホームヘルパーの仕事の1つです。

全国で訳40万人のホームヘルパーがさまざまな分野で働いていますが、まだまだ十分とはいえません。
そして、高齢化社会が進むなかで、ニーズが高まってくるのはむしろこれからです。


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