調理師になるためには、調理師免許の取得方法や養成施設について

調理師が作った料理の画像

調理師免許を取得する

調理師免許を取得するルートは2つあります。

1つは、厚生労働大臣の指定する調理師養成施設を卒業するルートです。
養成施設で1年以上、必要な知識や技能を学び卒業すれば、免許を取得することができます。

養成施設を卒業して調理師になるルートは、一定の期間と費用がかかりますが、真面目に通い卒業すれば確実に調理師になることができます。

もう1つは、飲食店などで一定期間以上調理の業務を行い、調理師試験に合格するルートです。

試験に合格するルートの場合、まず中学校以上の学校を卒業し、2年以上、飲食店や給食施設などで調理の業務を行い実務経験を積み、受験資格を得る必要があります。
受験資格が得られたら、調理師試験を受験し、合格すれば免許を取得することができます。

調理師養成施設で学ぶ場合も、早く社会に出て活躍したいのか、じっくり勉強してから活躍したいのかによっていろいろなルートが考えられます。

調理師養成施設には、1年制の専門学校や高校などさまざまな種類があります。
ですから、早く調理師として活躍したいと考える人にとっての最短ルートは、中学校卒業後、1年制の調理師養成施設を卒業する方法です。
この場合、16歳で調理師免許が取得できます。

同様に高校卒業後、1年制の専門学校を卒業すれば19歳で取得できます。
高校の中には、調理師に必要な科目をカリキュラムに組み込んだ学校もあり、卒業と同時に免許を取得することができる学校もあります。


調理師になるための養成施設

調理師養成施設は、専門学校、短期大学、調理師課程を含む高等学校などさまざまです。
養成施設の中でも一般的なのは、「○○調理師専門学校」といった名前で知られる専門学校です。

専門gっこうへの入学資格は、高等学校卒業か同等以上の学力を有する者と定めている学校がほとんどです。

専門学校では、昼間1年制、昼間2年制の2つのコースに加え、夜間1.5年制というコースを設けている学校もあります。
修業年限は1年以上と定められており、これはプロの調理師として必要な知識と技能を学ぶには1年以上必要と考えられているからです。

1年制の授業時間数は、8必修科目870時間以上、選択必修科目90時間以上と決められています。
夜間1.5年制は、夜間にできる授業時間の関係から1年分を1年6ヶ月かけて学びます。

夜間は社会人や大学生のダブルスクールとしても利用されています。

昼間2年制は、高度な調理技術や多様化した調理業務に対応できるスペシャリストを養成することを目的としています。

授業時間も約1800時間と1年制の倍程度に増えます。
1年制で学ぶ教科科目に加え、外国語、経営学、サービス論などから興味のある科目を選択し、幅広い知識を学びます。

専門学校のメリットには、就職にも有利ということも挙げられます。
それは、調理師として活躍したい、と思って入学しているので、業界で働く意志がはっきりしていることに加え、基礎的な知識や技術を身につけているからです。
また、学校が就職支援に力を入れており、採用する側の会社や飲食業界、卒業生とのつながりが強いことも理由の1つです。


調理師養成施設での実習

調理師養成施設のカリキュラムにおいて、実習は必修で300時間もあり、そのほか選択必修に実習をあてている学校があります。
そのため多くの学校で、実習は週3~4日程度、授業に組みこまれています。
調理技術は体で覚えてこそ身につくものですから、実習の時間が多く設けられているのです。

実習には校内で行われる校内実習と、レストランやホテルなど、現場で行われる校外実習があります。

校外実習では、実際に調理の現場に立ち、現場の雰囲気を身をもって体験することになりますから、将来、プロとして活躍するための意識を高めることができます。


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