パワハラをなくすためにはどうすればいいか、パワハラの予防方法

パワハラ上司の画像

パワハラをなくすには予防がとても大事dす。
パワハラの発生をゼロにすることはできませんが、予防をすることで減らすことはできます。
パワハラが発生する職場には厚生労働省の調査によって、下記のような特徴が上位にあがっています。

・上司と部下のコミュニケーションが少ない職場
・正社員や正社員以外のさまざまな立場の従業員が一緒に働いている職場
・残業が多い職場
・休みがとりにくい職場
・失敗が許されない職場

こうした原因を取り除くようにすれば、パワハラは減らせると考えられます。
パワハラをなくすための第一のポイントは、職場でのコミュニケーションを円滑にすること、とくに上司と部下、あるいは正規労働者と非正規労働者の間のコミュニケーションを図ることです。


第二のポイントは、長時間労働や過重労働をなくすことです。
長時間労働をなくせば、パワハラが起こる件数は半分以下になるのではないかと思います。
労使が話し合い、残業の減少、仕事のシステムの見直しなどの取り組みによって改善は可能です。

第三のポイントは、ゆとりのある職場をつくり出していくということです。
ノルマの強化や成果主義賃金の導入などで、社員どうしの競争が激しくなってきていることが、パワハラが増えた背景にあります。
まずは、残業を減らし、休暇をとるなど時間的ゆとりをつくることから始めます。
全員が、ギリギリの状態で仕事をしているため、すれ違いが起こりやすくなります。
ゆとりが生まれてくれば、職場での支えあいも生まれてきます。

また、厚生労働省の提言では、パワハラをなくすには、会社をあげて取り組むことの重要性を強調しています。
会社側、労働組合、そして一人一人の労働者の取り組みが不可欠としています。
とくに上司には、「自らがパワーハラスメントをしないことはもちろん、部下にもさせないように職場を管理することを求めたい。ただし、上司には、自らの権限を発揮し、職場をまとめ、人材を養成していく役割があり、必要な指導を適正に行うことまでためらってはならない。また、職場でパワーハラスメントが行ってしまった場合には、その解決に取り組むべきである」と提言しています。
パワハラをなくすには、管理職の果たす役割が非常に重要です。


職場の一人一人に対しては、「人格尊重」「コミュニケーション」「互いの支え合い」が期待されています。
「コミュニケーション」という項目では、「互いの人格の尊重は、理解し協力し合う適切なコミュニケーションを形成する努力を通じて実現できる」ことを強調しています。
上司は、指導や注意が人格攻撃におちいらないように気をつけ、一方、部下も、「仕事の進め方をめぐって疑問やとまどいを感じることがあれば、そうした気持ちを適切に伝える。それらの必要な心構えを身につけること」を提言しています。
コミュニケーションとは双方向のものであることから、上司だけでなく部下も、質問をしたり自分の意見を伝える努力をすることが大切です。

覚えておかないといけないのは、パワハラがおきにくい職場環境とは、与えられるものではなく、みんなでつくるものだということです。
風通しのよい職場、お互いを尊重しあう人間関係は、待っていてはつくれません。

残念ながら、日本にはパワハラを禁止する法律はありません。
しかし、パワハラ防止に活用できる法律はあります。
労働基準法、労働安全衛生法、労働契約法などです。
ただ、注意してほしいのは、お互いに尊重しあう人間関係、仲間作りは、法律によってできるものではないということです。
法律に頼ると、逆に、「ここまでは違法ではない」という主張がはびこり、人間関係がぎくしゃくすることが懸念されます。


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