火傷と切り傷の正しい手当て、応急処置とは

火傷の画像

火傷

火傷の程度
火傷には低温火傷と高温火傷があり、低温では40度ほどの熱さでも
長時間ふれていれば皮膚組織が壊れてしまいます。
高温では70度ほどから数秒で皮膚組織が壊れます。

そして火傷はその程度から1度、2度弱、2度強、3度まであり、1度と
2度弱は適切な手当てをすればすぐ治り、痕も残りませんが、それ以上は
治療に時間がかかり、痕が残ってしまいます。
1度はもっとも軽い程度の火傷で、冷やして安静にしていれば数日で治り、
通常医療の対象とはなりません。
また、海水浴などでよくなる「日焼け」もこの一度に分類されます。

2度強と3度の違いですが、2度強はもっとも苦痛の大きい火傷と言われ、
皮膚だけでなく、内部組織にまで組織の壊死が起こっているため完全には
治らないのです。
3度はさらに程度がひどいわけですが、痛みは2度強よりもましだと
言われます。
これは火傷の程度がましなわけではなく、組織の壊死が神経にまで到達
してしまっているため、痛覚神経が焼け切れてしまい痛みすら感じなく
なっているのです。

3度の火傷が広範囲に渡ると命の危険があります。

手当てと応急処置
まずは患部をすぐに冷やします。
冷やすときは流水ではなく、冷たい水を汲んだバケツなどにそっと患部を
つけたり、氷の入った袋をつけて冷やしてあげます。

また衣服の下に患部がある場合はすぐに服は脱がさずそのまま冷やして
あげます。
火傷がひどい場合、無理に服を脱がそうとすると服ごと皮膚がはがれて
しまう危険があるからです。

次にあればアルコール消毒をしてあげます。
アルコールは殺菌効果とともに水ぶくれになるのを防いでくれます。

その後、程度がひどければ過信せず病院で見てもらいましょう。


切り傷

切り傷を手当てすること
料理をしていたり、刃物を使った仕事をしていると切り傷はつきものです。

軽い傷ならすぐふさがりますし、出血もたいしたことないのでいいですが、
ある程度傷が深いとふとしたときに広がってしまって痛い思いをすることも
ありますし、ばい菌が入るのも怖いので消毒したりする必要があるでしょう。

手当てと応急処置
まず刃物で切った場合ですが、刃物がきれいなものなら消毒しなくても
流水で洗ってもOkです。
逆に不潔なもので切れた場合は流水で洗った後に消毒してあげましょう。

その後、傷が深い場合はどちらの時も絆創膏やガーゼで傷口が広がったり
ばい菌が入るのを防いであげます。

絆創膏やガーゼをはずしてもいいタイミングですが、出血が収まり傷が広がる
心配がなさそうならはずしてもいいでしょう。
それまでは日に何回か新しいものと交換をしてあげます。

消毒すると治りにくい?
現在は傷口を消毒すると傷口を速く治すための細胞まで殺してしまい、
治りが遅くなることがわかっているため、消毒はしないほうがいい、
という意見もあります。

その場合、どうやって傷口を治療するかというと、薬は使わずに、
無菌の水道水を使って流水に よって傷口の汚れや菌を洗い流す、
という方法を行います。

十分に流水で洗えば菌も汚れもとれますし、手当てとしては十分とのことです。


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